不具合はないの?リサイクルトナーの魅力とは

レーザープリンターやコビー機に使われるのがトナーです。インクを使った印刷に比べて大量印刷に向いており、品質の良くない紙にも印刷できる魅力があります。トナーをリサイクルしたものをリサイクルトナーと呼んでいます。環境にも優しくコストパフォーマンスが高いためメーカー自体が製造に乗り出してきています。

そもそもトナーってどんなものなの?

トナーは着色したプラスチックなどを細かくして作られる粉状のもので、印刷性能を上げるために大きさを揃えて粒状になっているものもあります。レーザープリンターやコピー機では、帯電したローラーにトナーを付けて紙に転写し、熱を加え溶かして紙に定着させることで印刷を行っています。トナーはカートリッジという容器に入れて販売されていますが、トナーを使い切ったカードリッジは廃棄されるのが通例でした。カートリッジを回収してメンテナンスを行い、新たにトナーを詰めて販売されているのがリサイクルトナーです。コストパフォーマンスが高く、安く提供できることが最大のメリットですが、資源を無駄にせず再利用することで環境にも配慮した取り組みと言えるでしょう。

トナーにはどんな種類がある?その特徴は?

メーカーで作られた新品のものを純正品と呼びますが、メーカー自体でリサイクルを行ったものを純正リサイクルトナーと呼んで、他のリサイクルトナーと区別することがあります。メーカーが海外に向けて販売したトナーが、逆輸入されて戻ってきたものを海外純正品と言います。新品のトナーにはメーカー以外の企業によって作られているものがあり、OEM製品やノーブランド品と呼ばれています。トナーカートリッジを回収して作られるがリサイクルトナーです。純正品以外のトナーやリサイクルトナーは低い確率ですが動作不良を起こすことがあります。その確率は1.5?3%程度ではありますが、場合によっては本体が故障してしまうこともあります。アジアで作られた互換品と呼ばれるトナーの場合はこの確率が格段に上がるため注意が必要です。リサイクルトナーのメーカーの中には本体が故障した場合に本体を保証する制度を設けているところもあります。

リサイクルトナーの魅力とは?

カートリッジを回収することで作られるリサイクルトナーの魅力は何と言っても価格の安さですが、環境に対する配慮という点も重要なポイントです。日本カートリッジリサイクル工業会(AJCR)は、独自の審査をバスしたカートリッジ製品について「E&Qマーク(ECO&QUALITY)」を認定することとし、2011年から制度をスタートさせています。厳しい審査を通ったものだけに認可されているマークなので、製品の品質を見分けるバロメーターとして使えます。2014年に開始したグリーン購入法は、環境負荷ができるだけ小さい商品を消費者が購入できるような仕組みづくりを目指しています。リサイクルトナーのカートリッジは2007年に特定調達品目として新たに追加され、再利用されるべき製品となりました。メーカーがリサイクルトナーに本格的に乗り出した背景にはこのような時代の流れがあるのです。